制作方法


こんにちは、《空想街雑貨専門店》の西村です。


最近いろんな人とお会いする機会があって。


絵を描いてますって話をするとよく聞かれるのが


「何で描いてるんですか?」

「どうやって描いてるんですか?」


ということで今日は少し制作の様子をご紹介します。

まずこちらは下描(下絵)↑


最初にこんなのを描きたい!というイメージが湧いてきてそれをエンピツで方眼紙に描き起こします。


今回は工場の資料を見たり、スチームパンクの資料を見たり。


使ってるエンピツはH一本のみです。


昔はBとかHBを使ってたけど、ついつい描いてると力が入ってしまうので薄めのHがしっくりきています。


汚れにくいし、細かくかけるし。

今の自分にあってる感じ♪

下書きが描き終わったら、トレースです。


水張り(木製パネルに画用紙を水で伸ばして張ったもの)したパネルに下描を乗せてマスキングテープで固定。


間にチャコペーパーを入れて赤ボールペンでなぞります。

すると画用紙に絵がうつる!


この作業は手だけ動かしてればいつの間にか終わってるのでおしゃべりしながら楽しくできます。

トレースと同時進行で進めていくのが配色計画。


大好きな色エンピツを使ってどこに何色を塗ろうか決めていきます。


この作業を入れることで一見手間に見えるけど絵の具を塗るのが格段に早くなりました。

透明水彩はアクリル絵の具と違って塗り直しがなかなか難しいですからね。


色を決めておくことで迷いなく色を塗れます。


色はエンピツ楽しいし、おしゃべりしながらでも映画を見ながらでも色を塗れるし。

一番好きな時間です♪


色エンピツは小学校6年生の時から使っているものもあります。

メーカーも色によっていろいろ。


語り出すとキリがないので色エンピツの話はまた別の機会に。


そしてやっと絵の具で色ぬり開始!

今回は私の黄金配色、オレンジと緑です。


オレンジ→緑→イエローオーカー→ウォームグレー・・・


という具合に色ごとに塗っていきます。


塗る順番は綺麗に見える感じで割とその時塗りたい色から直感で塗っていきます。


本当は薄い色から塗るとにじみにくくて綺麗に塗れる・・・

と学校で習った気がするけど。


直感で塗った方がうまくいくんですよね〜。

その方が薄い色から塗っていくより楽しくワクワクしながら塗れます。


楽しく描くというのは重要です。

描いてる本人が楽しいかどうかってすごく絵に現れる気がする。


まだこちらの絵は制作途中なので今日はここまで。


また絵が進んだら、塗り方のコツや色々こだわりをご紹介しますね。


スマホケースハンドメイド雑貨/空想街雑貨店

空想街雑貨店では西村典子の作品を使ったハンドメイド雑貨、スマホケースの販売を行っています。原画の販売も行っていますので気になる作品がございましたらお気軽にお問い合わせください。

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